ピラティスと整体の融合と、その必要性


筋力が乏しく繊細な体の日本人女性は、整体だけでもピラティスなどのトレーニングだけでも、理想的な効果は得にくいものです。その理由は、日本人女性特有の『骨格の歪みの強い身体バランス』が姿勢・動作と共に精神的ストレスと密に関係しているからです。
たとえば、友人であるカナダ人のピラティスインストラクターは、日本人女性の歩き方を見て、よく不思議がります。あんな歩き方をしていて疲れないの?流行の歩き方なの?これは、日本人特有の前傾姿勢と、体が強度の精神的ストレスに敏感に反応して起こる歪みが関係して、このような歩き方になるのですが、彼らには理解できないようです。
最近でこそ欧米で東洋医学を始め日本の伝統医学を取り入れた治療法が出始めていますが、まだまだ本質的な部分を理解するのには至っていません。それは、欧米人と日本人とでは心身に関する感度・感じ方が根本的に違うからです。それを踏まえた上で症状・体質改善に当たることが大切です。
では、どのようにすれば骨格の歪みの少ない身体バランスの取れた体になれるのでしょうか?


それには、まず歪みの本質を理解するとよく分かります。


一般的に、よく誤解されていることですが、体の歪みは骨自身が歪んでいるのではなく、実は日常の生活の中での体の使い方の『癖』や精神的ストレスによる過度の緊張によって、筋肉がアンバランスになり関節部分に歪みを生じさせて発生します。ですから、整体を受けられ整ったはずの関節の歪みは、普段通りの体の使い方をされたり、精神的ストレスに対処しないままだとすぐに元の歪んだ状態に戻ってしまいます。
また、使い方の癖を直そうと様々なトレーニングをされても、体の歪みを伴ったままでは、疲労感が大きすぎたり、時には怪我や痛みにつながります。
では、どのように対処すればよいのでしょうか。


その答えが、
『ボディ コンディショニング VITE MOR メソッド』にあります。


このメソッドは、整体とピラティスを融合させ日本人女性の繊細な心身に無理なく受け入れられるように出来ています。
その方法とは、視診・問診を通して、体の歪みを生み出す姿勢、または動作を静的・動的観点から分析します。次に、その分析に基づき、体の各部分の弱体化、または硬く縮んだ筋肉とそれらを作り出している根本原因を心身レベルで探し出します。
それを基に全身の各関節の歪みを、整体によってニュートラルな状態へと矯正し、ボディ バランスを整えて行きます。整体によって整えられた歪みは、ニュートラルな状態を維持できるように体が覚えるまで、数回に渡ってしっかりと行います。
最後に、歪みの基となった筋肉を、各人に適したピラティスでストレッチまたは、強化して行きます。
このように行うことで、繊細な日本人女性の体に負担をかけることなく、根本から体の歪みを整え、さらに筋肉を強化することで、症状・悩みの再発を防ぎ、美しいボディ バランスを維持することが出来るようになります。


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